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現役保育士ママが教える!保育園入園準備リスト【1歳児編】

子どもの保育園入園が決まったら、次に取り掛かるのが入園準備。

「保育園から準備リストはもらったけど、どんな物を選んだらいいか分からない」
「どんなタイプが使いやすいの?」

保護者の方々にとっても初めての経験で、何を基準に選んだらいいのか悩んでしまいますよね。いざ購入しても、使いずらくて保育士さんから再度購入を求められてしまうことも実際あります…。

この記事では大切なお子様の新生活がスムーズにスタートできるよう、現役保育士ママの筆者が1歳児の入園準備リストについて説明します!保育士目線、ママ目線の両方の視点から解説!

ちょきぺた

この記事を読んで、4月の入園までにばっちり準備を済ませてしまいましょう♬

目次

入園準備はいつから始める?入園までの流れ

入園通知が来ると、次に届くのが保育園からのお知らせです。ほとんどの園では入園前に保育士さんとの面談、入園前健診があります。入園前面談は大体2月中旬で行われ、同時に健診をする場合もあれば小児科に個々で入園前健診を受けに行く場合もあります。お知らせと共に園のしおりが同封されている場合は、そこに記載されている持ち物リストを見ながら準備を進めていきます。持ち物リストを見て不明点がある場合は、入園前面談で確認をしましょう。

ちょきぺた

一人ひとりの面談時間は決まっているので、不明点は予めメモなどにまとめていくとスムーズです♬

1歳児の入園準備リスト

園によって多少違いはありますが、1歳児の主な準備物は以下の通りです。

・ママバッグ
・着替え(上下・肌着・靴下、最低各2着ずつ)
・ビニール袋
・小分けビニール袋
・コットシーツ
・お昼寝用タオル
・オムツ(1日6~8枚)
・おしりふき
・食事用エプロン(2枚)
・口拭きタオル(2枚)
・お散歩ジャンバー
・散歩用靴(登降園と一緒でOK)
・避難靴

ちょきぺた

枚数の目安や、これは何に使うの?そんな疑問を一つひとつ解説していきます。

ママバッグ

毎日の持ち帰り物は以下の通りです。

・着替え
・食事用エプロン
・口拭きタオル
・使用済みオムツ(園により)

お着替え回数が多かった日は汚れものが多く、さらに週末にはコットシーツ、お昼寝用タオル、帽子、園によっては避難靴や散歩用ジャンバーなど荷物が沢山あります。これらの持ち物がすべて入るママバッグを用意しましょう。マチ付き、エコバッグのようなものだとたっぷり入るのでおすすめです。歩いて降園する方は、お子さんと手を繋ぎながら通勤バッグ、ママバッグを持つことになります。子どもを追いかけたり、時には抱っこをしたり帰宅道は戦い…!必ずひとまとめにできるサイズのバッグを用意しましょう!

ちょきぺた

10分の道を連れて帰るのに30分かかった…なんてよくある話です(笑)。

着替え

お着替えセットは以下の通りです。

・Tシャツ又は長袖
・ズボン
・肌着
・靴下

着替えの回数は基本的には1日1回ですが、1歳児になると手洗い、食事、なんでも自分でやってみたい時期に突入しますよね。手洗いで袖が濡れた、食事で服が汚れた等、汚れるたびにお着替えをするので、最低3セットは園にストックしておきましょう。

【家にある服なら何でもいいの?避けた方がいい服ってあるの?】
保育園着に適していない服…結構あるんです。避けた方がいいタイプとその理由について以下で説明していきます。

フード付きは絶対NG。お友達に引っ張られてしまったり、遊具にひっかかり事故に繋がることもあります。

裏起毛は避けましょう。寒いんじゃないかな?と心配になりますが子どもは運動量も多く汗をかきやすいです。裏起毛は汗を吸収しないので逆に体が冷えてしまうこともあります。

スパンコールやビーズ等の飾りが多い服は、取れてしまった際に誤飲に繋がるため避けましょう。

スカートはハイハイや運動遊びの妨げになります。椅子に引っ掛かり転倒や、椅子が倒れてケガをしてしまうこともあります。

ちょきぺた

大切なお子様の安全を守るために上記の服は避ける事をお勧めします!

【どんな服をおすすめしますか?】

1歳児クラスでは保育士さんの援助を受けながらお着替えにチャレンジしていきます。とはいっても自分で出来るようになることが目的ではなく、「やってみたい!」という気持ちを持たせることが目的です。せっかく興味をもってもジぴちっとした履きにくい服やボタンの多い服ではせっかく湧き出た意欲も台無しに…。新たに購入する場合は、自分で着脱しやすく、のびのび動きやすいタイプの服をお勧めしています。

ビニール袋

汚れたお洋服やエプロンなどは全てビニール袋に入れてお持ち帰りをします。1日に沢山お着替えをする日もあるので小さすぎる袋は保育士さんや子ども自身が入れにくいんです。100均などで購入する際はM又はLサイズを選ぶと余裕があります。使用済みオムツを持ち帰りの園の場合は1日に2枚は必要です。

ちょきぺた

ビニール袋にもお名前を書いてくださいね♬

小分けビニール袋

オムツにうんちが出た際は、においや感染症対策のため小分けビニールに入れます。さらに、おしっこや嘔吐物がついた衣服も小分けビニールに入れて返却される園がほとんど。100均で売っている100枚入りくらいの袋でOKです!箱ごと園に置いておく場合が多いですよ。

ちょきぺた

小分けビニールは、外箱に名前を書きましょう♬

コットシーツ

園によってお布団か、コット(簡易ベッド)か様々ですが、最近では衛生的なコットを使用する園が増えています。コットの場合、種類によってサイズがまちまち。購入前に必ずサイズを確認する必要があります!掛け布団については、夏はバスタオル、寒くなると綿毛布やブランケットの準備が必要になります。先生方からのアナウンスを待ってから準備を始めて大丈夫です。

ちょきぺた

防水シーツ必須の園もあります!

お昼寝タオル

お昼寝タオルは掛け布団代わりです。室温は空調で管理されていますが、夏はバスタオル、寒くなると綿毛布やブランケットの準備が必要になる園も。先生方からのアナウンスを待ってから準備を始めて大丈夫です。わが子の園は年間を通してバスタオルでOKですが、汗っかきのわが子のために夏場は冷感タイプを持たせています。

オムツ

「出たら変える」が基本ですが、集団生活ですので都度変える事が難しい場合もあります。最低でも活動の区切りごとにチェック、出ていたら交換します。朝・散歩前・散歩後・お昼寝前・お昼寝明け・降園前の最低6回は変えることを頭に入れておきましょう。便が出たり、排尿の回数が多い時にはオムツの使用枚数はどんどん増えていきます。足りなくならないようにロッカーやママバッグ、指定された場所に常にストックを入れておきましょう。

ちょきぺた

足りなくなった場合は園のオムツを貸し出してくれます。使った枚数分園に返却したり、月末に支払いがあったりと方法は園により様々です。

テープタイプは避けましょう。禁止している園もあります!
お着替えの際にも述べましたが、1歳児クラスでは「自分で」の意欲を大切にしています。そんな中、寝っ転がって変えてもらっていると、なかなか意欲にも繋がりません。さらに最も避けてほしい理由としては、とにかく危ない。1歳児の集団がトイレトレーニング、オムツ交換をする中で、寝転がらせてオムツ交換をすることは非常に危険なのです。1歳児の子が下を気にしながら歩く事はできませんからね。「でもテープタイプがたくさん残っているし…」そんな場合はお家で使用する、どうしてもテープタイプを持参したい場合は園に相談してみてくださいね。

ちょきぺた

最近ではオムツのサブスクを取り入れる園も増えてきましたね♬

おしりふき

おしりふきは、フタが必要な園もあります。記載されていない場合はそのまま持って行って大丈夫です。

ちょきぺた

おしりふきにも必ず記名してくださいね。

食事用エプロン

食事用エプロンは1日に2枚使います(お給食、おやつ)。ビニールタイプ、シリコンタイプとありますが、どちらのタイプを購入するか悩んでいる方に向けてメリット、デメリットをまとめました。

エプロン種類別のメリット、デメリット

メリットデメリット
ビニールタイプ・洗濯機で一緒に洗える
・着脱しやすい(マジックテープだと自分で着脱でき る)
・すぐにカビが生える
シリコンタイプ・汚れが取れやすい
・カビが生えにくい
・すぐに乾くので雨の日も手洗い→拭いて翌日持っていける
・着脱しにくい(自分でやることは難しい)
・かさばる
・ポケットが机に引っ掛かる

毎日2枚使う事を考えて、お手入れしやすいものを選びましょう。

ちょきぺた

私はビニールタイプ派。食べかすをはたいて洗濯機に入れちゃいます!保育士立場でもビニールタイプが使いやすいです。

口拭きタオル

お給食、おやつで1日に計2枚使用します。ガーゼ、タオルハンカチどちらでもOKです。濡らして使用するので大きすぎるタオルだと、持ち帰り荷物が重たくなるのでご注意を。

お散歩ジャンバー

4月、5月でも肌寒く、戸外活動では上着を着用する事があります。フードのない薄手のものを用意しましょう。シャカシャカタイプだと砂汚れがパッと落とせるのでおすすめです冬にはダウンジャケットのような動きやすく暖かいものに交換しましょう。

ちょきぺた

登園時に着てきている物と分けなければいけない園もあります。

散歩用靴

ほとんどの園が登園時に履いてきた靴でOK!お友達と手を繋いで歩く練習もしていきます。サイズの合っている靴でないと脱げやすく転びやすいのでご注意ください。また、入り口が広く自分で履きやすいタイプがおすすめです。雨の日には長靴での登園もOKですが、雨上がりにお散歩に行くことも。長靴でのお散歩、お外遊びは動きにくいので、念のため靴も下駄箱に入れておくとなおよしです。

ちょきぺた

サンダルはケガに繋がるので絶対NG。サンダルで登園する場合は必ず靴も持って行ってくださいね。

避難靴

避難靴を選ぶ際には、とにかく保育士さんが履かせやすいものを選びましょう。一刻を争う時には裸足で避難靴を履くことも。サイズアウトしている靴は裸足では滑りが悪く、履かせるのにとっても時間がかかります。必ずサイズの合ったものを用意してくださいね。とはいえ、頻繁に使用しないのに新品の靴を毎度買うのは…と思いますよね。そんな方はバレエシューズタイプの上履きがおすすめです。500円くらいで売っているし、履かせやすい!サイズアウトしても買いかえやすいお値段です。ぱっとみて誰の上履きかわかるように大きく名前を書いてもらえると保育士さんはとっても助かります。

ちょきぺた

持ち帰った際には必ずサイズチェックをしてくださいね。

おすすめ名前付けグッズご紹介

入園準備で一番大事なのが名前付け。保育園に持っていく持ち物すべてにおいて名前が必要です。年度の始めは担任の先生もどれが誰のだかさっぱりわからない上に、子どもたちの見守りで手一杯…!そんな中1度に何人もの子を着替えさせる保育士さんにとって、名前のないお洋服はかなりの強敵です。

ちょきぺた

泣いている子を早く抱っこしてあげたい…けどこの服一体誰の!?という事、実はよくあるんです。

同じお洋服のお子さんもかなり多いので、1つお名前のない服があるだけで全員の持ち物を確認しなければいけないこともあります。とはいえ、大量の持ち物すべてに名前を書くのは本当に大変な作業ですよね…。書いてもにじんだり消えてしまったり、私も経験済みです。そんな悩めるママたちに、園生活を始めるうえで欠かせない名前付けグッズをご紹介します。

お名前スタンプ

こちらは現役保育士ママの筆者も愛用中の一押しアイテムです!スタンプなのでにじむ心配もなし、インクをつけて押すだけなのでパパにも安心して任せられます。服、靴下、連絡帳、靴、帽子…ありとあらゆるものにポンポン押しています。様々なサイズがセットになっているので、タグや物の大きさによって使い分けできるので便利ですよ。

オムツ用お名前スタンプ

オムツへの名前付けはこちら♬オムツ一枚一枚に名前を書く作業は気が遠くなりますよね。こちらのスタンプならオムツへの名前つけが時短に。お子さんと一緒にやっても楽しいかもしれませんね。

タグペタラベル

「服に直接スタンプしたり名前を書くのは気がひける」「失敗したら嫌だ」そんな方におすすめなのはタグペタラベル。アイロン要らず、名前を書いたらお洋服のタグに貼るのみ。私はタグペタラベルに名前スタンプを押して使っています。

ちょきぺた

2年前に貼ったタグペタラベルがまだ剥がれていません!

カラーや形もバリエーション豊富で、個性が出るのもおすすめポイントです♬

お名前シール

こちらはすでに名前が印刷されているタイプのお名前シール。お洋服はもちろん、防水なのでコップや文房具にも貼ることができる優れものです。可愛いデザインのほか、フォントまで選ぶことができるので、名前付けも可愛くこだわりたい方におすすめです。

入園準備をばっちり済ませて園生活に期待を膨らませましょう!

入園準備をしていく中で、不明点がでたら遠慮せずに園に問い合わせて大丈夫ですよ。

ちょきぺた

13時~15時のお昼寝時間であれば対応しやすいです♬

初めてのお子様の園生活、「先生は優しいかな?」「すぐに慣れるだろうか」楽しみよりも不安や寂しさが大きいというママも多いのではないでしょうか。保育士をしている私でさえも、わが子の入園児には不安だらけでした。

不安なことは保育士さんに遠慮なく「不安」と伝え、一つずつ不安要素を取り除いていきましょう。保育士さんとママとの関わりって、実は子どもはよーく見ているんです。保育士さんとママが仲良しだと、子どもも安心して先生に心を開いていきますよ。帰ってきたら、「頑張ったね」「大好きだよ」と、愛情たっぷりのおかえりのギューをしてあげてくださいね。

大切なお子様の園生活が、素敵な出会いの場所になるよう願っています。

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